旅館名 | 松乃碧 |
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住所 | 〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ部34 |
問い合わせTEL | 0767-62-8000 |
おすすめポイント | 我が家のように過ごせる、おとなのための温泉宿 |
松乃碧のコンセプトは、大人の特別な時間が楽しめる宿。宿名にも使われている縁起の良い松が5ヵ所に植えられており中には昭和天皇お手植えのものも。和歌においては「待つ」の掛詞として使われているため、お客様を待つおもてなしの心を表しています。
また、館内には輪島塗や九谷焼などの地元の工芸品を多数展示しており、まるで美術館に宿泊するような気持ちにさせてくれます。さらに、宿泊客が茶道体験できる茶室庭園もあり、本格的な茶道を体験することができるでしょう。

全室オーシャンビューの客室とインクルーシブシステム
ここでは松乃碧の客室について、そして松乃碧が取り入れているインクルーシブシステムについてご紹介していきます。
客室について
松乃碧の客室は全室オーシャンビュー。全てのお部屋の窓から美しい七尾湾を眺めることができます。また、部屋は全て「和」を残しながらも現代的にアレンジされ、どの世代でも使いやすく宿泊がしやすくなっています。
お部屋のタイプは和室、和洋室、露天風呂付き特別室の3種類となっており、どのお部屋もベッドが用意されています。特別室は洋室44㎡、和室8.2畳という広々とした作りになっており、七尾湾の眺望を楽しみながら入れる露天風呂が最大の魅力です。
また、全てのお部屋でロックストーン製のソファ、マッサージチェア、オリジナルデザインの蛇口が用意されており、ゆったりと過ごしながら普段とは少し違う特別感を楽しむことができそう。また、部屋には基本的なアメニティや冷蔵庫などの設備のほか、4Kテレビやオーディオ機器、アルコールやおつまみなど部屋で快適に過ごすための設備も充実しています。
インクルーシブシステム
松乃碧は北陸で初めてインクルーシブシステムを取り入れた宿としても知られています。インクルーシブというのは、宿が提示するサービスを別途料金無しで利用できるシステムです。松乃碧の場合は、下記のようなサービスを料金内で受けることができます。
・ロビーラウンジに用意されているドリンクやスイーツ
・お茶室での呈茶
・お風呂の冷蔵庫内
・湯上がりラウンジに用意されているドリンクやアイス
・食事処の飲み物
・バーのドリンクや夜食
・グループ旅館の温泉湯巡り
なお、特別室に宿泊の場合は別途ルームチャージが必要となります。また、当旅館は中学生以下のお子様は宿泊できません。

海に溶け込む温泉
松乃碧で楽しめるのは開湯から2,000年という歴史を持つ和倉温泉です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、高濃度でリウマチ、神経痛、痛風、アトピー性皮膚炎、婦人病、飲用として胃腸病や貧血に良いとされています。そんな湯を楽しめる松乃碧のお風呂についてご紹介します。
女性大浴場
女性大浴場の1番の魅力は露天風呂です。七尾湾と続いているような造りが印象的で、絶景+七尾湾に浮かぶような感覚が楽しめる海の溶け込むお風呂となっています。内風呂も大きな窓から七尾湾を眺めることができ、開放的な気分でゆっくりと湯に浸かることができそう。
男性大浴場
男性大浴場の露天風呂は女性大浴場とは違う岩造りのお風呂が特徴です。こちらも眼下には七尾湾の絶景が広がり、また遠くには能登島大橋を眺めることができ開放的な湯を楽しむことができるでしょう。内風呂は女性大浴場と同様、大きな窓の外に広がる七尾湾を見ながら浸かることができ、ゆっくりと癒やされる造りになっています。
湯上がりサロン
大浴場を上がると、湯上がりサロンにてドリンクやアイスを片手にゆったりと過ごすことができます。ここではシダ植物の植えられた中庭や伝統工芸品が飾られており、特別な時間を過ごすことができるでしょう。
館内美術館と茶室
松乃碧には美術館、そして茶室が用意されており、地元の伝統工芸や文化に触れることができます。
館内美術館
館内の至るところに地元の工芸品などが飾られ、まるで美術館にいるような感覚さえ覚える松乃碧ですが、実は本物の美術館が館内に併設されているのです。これは、輪島出身の漆工芸家である角偉三郎氏の作品が展示された美術館で、もともと別の場所にあったものを会館10周年を機に松乃碧館内に移転しました。
別途ワンドリンク付き1,000円の入館料がかかりますが、既成の伝統技術を覆すような手法で塗られた器たちをじっくりと鑑賞できるチャンスです。輪島塗の美しさ、そして新しい表現方法をぜひ楽しんでみてください。
館内ではこの作品を購入することもできます。一度買えば何十年も使え、使えば使うほど味が出る漆塗りの食器をお土産や大切な人へのプレゼントとして手にとってみてはいかがでしょうか。
茶室庭園
江戸時代末期に前田家十四代目の藩主慶寧公の4女、慰姫のお行儀見習いを行う場所として建てられた茶室の一部を、松乃碧の庭園に移設して造られたのが茶室庭園です。ここでは、宿泊客が本格的な茶道を体験でき、海を眺めながら日本文化に触れることができます。
ただし、茶道体験は事前予約が必要です。また、1日に可能な組数も限られているので、利用してみたい場合は早めに予約を行いましょう。
まずは「宿泊予約」をしてみよう!
松乃碧での宿泊を考えているのなら、まずはホームページからプランを確認して宿泊予約を行いましょう。季節の味覚を楽しめるプランや、お酒を飲まない人向けのインクルーシブなしのプランなども用意されています。
また、還暦や古希などの節目のお祝い、結婚、出産祝いなどお祝いにピッタリのプランなどもあり、この場合はケーキ屋花束の用意もしてもらえます。ちょっとしたご褒美や疲れを癒やしに、大切な日に、ぜひ松乃碧でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
宿泊予約はホームページの他、トラベルサイトや電話などからも受け付けています。
